新たな化学物質規制の対応について
2022年5月31日公布「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令」により、化学物質の規制強化となる
新たな労災防止策が義務付けられました。(2023年4月1日施行)
さらに、厚生労働大臣が定める「がん原性物質」について、「結晶質シリカ」が対象物質となりました。
(2023年4月1日適用)
弊社製品である珪砂も対象となる化学物質を含有していることをお知らせするとともに、法令を遵守して
いただき労災防止に努めながらお取扱いいただきますようお願い申し上げます。
【対象製品:三河珪砂 普通品、V品、R品、L品】
CAS RN:14808-60-7 化学物質の名称:結晶質シリカ(石英)
▶「がん原性物質」(第577条の2)対象物質リスト 001033355.pdf (mhlw.go.jp)
※結晶質シリカが0.1%以上含有しているすべての鉱物が対象となります。
※結晶質シリカの有害性評価[区分1A]が従来と変わったわけではございません。
弊社製品の取り扱いに関する主な規制内容は以下の通りです。
2023年4月1日施行
・作業歴の記録と保存(毎年作成し30年間保存)
・労働者のばく露の状況の記録と保存(毎年作成し30年間保存)
・関係労働者への意見聴取の記録と保存(毎年作成し30年間保存)
・リスクアセスメント結果の記録と保存(最低3年間保存)
・ばく露される濃度の低減措置の実施
2024年4月1日施行
・健康影響などから医師が必要と認める項目の健康診断結果の記録と保存(30年間保存)
・化学物質管理者の選任(任意の講習を受講する必要あり)
・保護具着用責任者の選任
詳細につきましては以下をご参照ください。
【厚生労働省本省作成リーフレット】
▶労働安全衛生法の新たな化学物質規制-労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令等の概要-
[ PDF - 1MB ] 001247281.pdf (mhlw.go.jp)
尚、今回の改正に伴い、弊社製品のSDSを更新いたしました。
弊社製品の安全データシート(SDS)をご入用の方は以下からダウンロードをお願い致します。
よろしくお願いします。